メキシコと言えばテキーラ!テキーラの製造方法やオススメの飲み方は?メキシコ人は酔わない!?

メキシコと言えばテキーラ、テキーラと言えばメキシコ。
と連想されるぐらいイメージは強いのではないかと思います。

「でもテキーラって一気飲みして潰れるお酒だよね」

というのが一般的なイメージではないでしょうか。(私だけ?)
今回は実際にメキシコでどういう風に飲まれているのかもご紹介します。

テキーラってなんのお酒?原料は?

まずテキーラについての基本情報です。

テキーラは蒸留酒に分類され、原料は「ブルーアガベ」というリュウゼツラン科の植物です。
あまり聞きなれませんよね。こう言った植物です。
*私はテキーラは勝手なイメージでサボテンからできていると思ってました笑

出展:Wikipedia

また、このブルーアガベが51%以上使われていることが必須で、製造される地域もハリスコ州のテキーラ地方で作られたものに限られます。
ブルーアガベ100%で作られたものがプレミアムテキーラと呼ばれ、日本でも人気のテキーラです。
テキーラ協会で認定されたもののみが「テキーラ」を名乗ることができます。

ちなみにテキーラの製造に使われるのは葉の部分ではなく、地中に埋まっている実の部分(球茎)になります。

パイナップルのようなのでピニャ(スペイン語でパイナップル)と呼びます。

テキーラのアルコール度数ですが、35度から55度までと決められています。
日本のお酒やワインに比べると高いアルコール度数ですね〜

我が家のプレミアムテキーラたち

テキーラの一般的な製造方法

テキーラの基本的な製造の流れは以下のようになっています。

  1. アガベを栽培(栽培できるまで最低5年ぐらいかかる)
  2. 収穫
  3. 糖化
  4. 搾汁
  5. 発酵 (発酵の過程で会社毎の秘伝の酵母が加わる)
  6. 蒸留

特に一番のアガベの栽培という部分が時間も掛かるので、よし作るか!とはいかないようです。

最近は全世界的にテキーラの人気は高まっているようで、アガベの生産が追いつかないとも言われています。
確かに収穫に5年も掛かるものを無理やり刈り取ってしまうと、次が作れませんからね。

アガベの不足とコロナの影響で現在では蒸留所も会社によっては稼働はまちまちのようです。

メキシコ人のテキーラの飲み方

テキーラにはいろんな飲み方がありますが、メキシコ人はあまり一気飲みはしないようです。
本来テキーラは香りを楽しむものだからです。

そんなメキシコ人オススメの飲み方は、テキーラ2:炭酸水6:コーラ:2で割って飲むのだそう。ハイボールみたいですね!
確かにこの飲み方ならどんどん飲めてしまいそうで怖いですね。。

氷もたくさん入れて飲むと格別

あとは、バンデラ(スペイン語で旗の意味)と言って、メキシコの国旗の色に合わせて、テキーラ、トマトベースのサングリータ、ライムジュースの3つを並べて飲んだりもします。

バンデラ

日本人や観光客にはいいかもしれません。
メキシコ人的にはブームは終わったとのこと笑

いかがでしたか?
是非今度テキーラを飲む際は、一気飲みではなくメキシコの香りを味わってみてください。

今度は人気のテキーラ情報などをお伝えできればと思います。