メキシコの公衆衛生審議会は、自動車製造業や建設業などの一部業種で業務の再開を容認する方向を示しました。
これはアメリカで経済活動が徐々に再開される中で、製造のサプライチェーンの一部であるメキシコでも再開しなければ北米での活動再開に影響が出るためです。
もちろん経済活動の再開に影響を及ぼさないように、という方針は理解できますが、感染者および死者数の減少が見られていないメキシコで実施するのは工場などでのクラスター感染、大規模感染につながりかねないとも考えられます。
日本でもついにメキシコからの外国人の入国が禁止されたばかりです。
新興国ではロックダウンが続けば続くほど、経済への影響が大きく、元に戻るのも容易ではなくなりますが、死者数が他国に比べて多いという実態も考慮されるべきだとは思います。
アフターコロナがメキシコにやってくるのはいつでしょうか。
しばらくはwith コロナの生活となりそうです。