メキシコ コロナウイルス新規感染者数連日更新|最新状況

メキシコのコロナウイルス新規感染者数は、6月13日時点で未だに更新を続けています。

6月12日には5,222人と初めて5,000人を突破。
WHOも「中南米のピークはまだ先にある」と話しています。

メキシコ政府は、地域毎の感染状況に応じて、「赤」「橙」「黄」「緑」で段階分けをし、徐々に経済活動を再開していく方針を出しています。

ただし既に建設関係の業種などは一部規制が解除されており、多くの労働者がマスクなしに作業しているという実情もあります。
こういった感染状況と矛盾した解除政策も収束を長引かせている原因にもなっているようです。

メキシコシティおよびメキシコ州では全体の感染者数の40%を占める割合となっており、人口密度の高さが感染状況の悪化に拍車をかけているようです。

病院のベッドの空き状況も一向に良くなっておらず、メキシコに関してはコロナの収束を待たずして、アメリカなどの状況に引っ張られながら経済活動を再開せざるを得ないというのが現状かもしれません。

中南米の新興国においては、長期化すればするほど経済へのダメージも大きいですが、そこに住む人たちの命は誰かが守っていかないといけないとは思います。